2月20日(土) さぬき市のタイサビキ

今日は春一番が吹くようで?

予定していた釣りが早々に中止決定。


急遽地元のタイ釣り名人の船に乗せていただけることに。

事前情報では サッパリ釣れていないみたいだし

南風が吹き荒れそうだし

潮がほとんど動きそうにないし

何だか修行の一日になりそうだ。


天気予報通りの爆風だと即撤収になるかも。



朝マヅメは潮もないので

ゆっくりと7時30分 出船


予報に反して 朝はべた凪。



釣り日和なんだけど…釣れません。


数日前に出た方はチャリ1枚で撃沈されたそうで


以前なら3月末まで行われていた海苔の養殖も

色落ちが激しくなり商品価値がなくなるシーズン後半を待たず

ここ数年は2月の中旬には海苔網も撤去されてしまっている。

刈り取り船が作業をして海苔が海に流れていれば

タイにスイッチが入って爆釣モードになるのだが

それも期待できない。



今日も時折小型チャリが仕掛けを触りに来るものの針掛かりせず

全く釣れる気がしない。

他の船も釣れないのか あちこちうろうろしている。


11時までに釣れたのはタイ焼きサイズのリリースチャリ5匹と

イケマに入れたのは塩焼きサイズ1匹のみ(>_<)


このまま終了かと思われたとき



満ち潮が流れ出したのか

塩焼きサイズ3連。


ひょっとして時合い突入?

今日は試したいことが…



他の釣り人はみんなチョグリ仕掛けなのに

私だけ今回はこんなメバル仕掛けでやってる…

それも色塗りして。

枝は1.2号だが

慎重にやり取りすれば何とかなるでしょう。


2連3連は当たり前

連チャンモードに突入したようで



メバル釣りかよと思わせる6連。


激しく浮いた反応が出た時には

追い食いしまくり リールのハンドルが巻けない。



7連


塩焼きサイズがメインで、良型はそれほど多くないが

40cm半ばから後半のサイズもアタックしてくる。



良型のマダイほど

緑や赤のような濃い色にヒットすることが多いみたい。


サビキ仕掛けとチョクリ仕掛けとの比較だが

仕掛けの全長が長く巻き上げ速度の速いチョクリ仕掛けの方が

平均して型が良かったが

連掛け数釣りという点ではメバルサビキ仕掛けの方が分があるようだ。


メバルサビキ仕掛けは枝が細くて長めなので

速く巻くと幹にからんでしまう。

デッドスローで巻く分 連掛けチャンスが増えるし

ハリスが細い分 食い渋り時には有効のようだ。


ハリスの細さを釣り人が理解していれば

ドラグやロッドの操作でラインを切られることなく取り込める。

今回は一度も枝をとばされることはなかった。



厳寒期の今、サビキ釣りの船が大半を占める中

タイラバにこだわるこのお方

タイラバ名人でYouTuberでもある 知る人ぞ知る

N氏のブログ(変鯛ラバの世界)



レバー―ブレーキタイラバ

超早掛けタイラバ

クールビズタイラバなどなど

奇想天外?目からうろこ、常識を打ち破るタイラバメソッドの数々を

丁寧な解説付きでアップしてますので是非ご覧あれ。

今日もサビキ釣りには目もくれず 極寒タイラバで大鯛ゲットだそうで。


午後からの爆風予報のせいか

気が付けばまわりの船はいなくなって

ポイント貸し切り状態。


連掛けはそれほどしなくなったものの

ずっと釣れ続いている。


昼過ぎて勢いが収まってきたが

イケマが大変なことになっていた。



タイを投入してもポチャンじゃなくて

タイの上にタイが落ちて ペチッて音がする。


まだまだ釣れていたが

14時半になると 突如春一番?が吹き荒れ

それまで静かだった海が一変。

白波ボコボコになったので

撤収〜


港に帰って魚を〆ると

コンテナひと箱とバケツ2個がいっぱいに。



船頭さんが20匹ほど持ち帰り

あとはどうぞ ということだったが

クーラーにも入りきれない。



途中まではどうなることかと思ったが

終わってみれば2人で109匹(リリース含まず)

これぞタイサビキの爆発力!



本日の釣果 マダイ 60匹くらい